対のキャピタル 常闇のみやこに 迷い彷徨い どこまで続くの? 終わり見えぬ絶望に 助けてと願いこめ 「ねぇ。そこに誰かいるの?」 寂寞(せきばく)に 微かな火が灯る 焔ゆれ 影動く 静かな道 先は照らさず 右に行くか左行くか  どちら選べばいいの? 常闇のみやこに 迷い彷徨い どうしてここに? どこまで続くの? 駆け抜けて行く先 答えはあるの? 僕をここから出して 冷たい回廊 鳴り響く足音 他にはいない 一人だけのキャピタル 空漠な広間 砂でできたフルコース 堅牢なる扉が 凍てつき阻む ほのかな灯が 希望を育て 歯車動かし始める 青葉芽吹き 心晴れ 一歩踏み出してみよう 誓い胸に 手をかざす 氷とけ 扉開く 進むべき道はそこだ 光差し込む 木漏れ日の街路 煌きの城下町に あふれる 鐘楼の鐘が 響き渡り 小鳥のさえずり 朝を告げて 永い夜が明ける 暖かな回廊 活気づく市場 街がざわめく ぼくらのキャピタル 交差する馬車 色鮮やかな果実 前を見据え もう迷わない  常闇のみやこに 迷い彷徨い 失いし鍵 見つけられた  駆け抜けて行く先 答えはあるはず 光の街道 作ろう 夢をおいかけて 現実を乗り越えよう 閉ざされた部屋では  偏狭のキャピタル 飾らず気取らず ありのままでいこう 決意を新たに 歩き出そう 飾らず気取らず ありのままでいこう 決意を新たに 歩き出そう